2014年6月28日土曜日

紅茶の美味しい喫茶店 対 涙忘れるカクテルを作れるマスター

おはようちゅるうす かっくんです


草臥れて汚れたTシャツで 走り出したボクは まるで犯罪者だった

急に運動不足が 気になったから 走ってみたけど すぐにやめた


たとえばそのとき ボクがトレーニングウエアを着ていれば
ボクが急に走りだしても 誰も君も ボクでさえも
なにも違和を感じることなんてなかっただろう

ボクは近所の本屋に行きたいだけだった


ファッション音痴を アレするために ファッション雑誌を立ち読みした


シュプールという雑誌の バギーパンツ特集で 
外国人のモデルさんたちが かっこよく履きこなしていた


ワガママに ぽっこり飛び出し 熟れた巨大なユウガオのようなお腹と
パンパンにはれた 完熟マンゴーが二つ連なったような 脚をしたボクが 

バギーパンツやワイドパンツを履くと
中途半端に太いストレートのか 中途半端に太いパンタロンになってしまうので
履いてみたいけど 全く似合わないので

キレイに履きこなしている女性を見ると とっても魅力的思う



そんなバギーパンツ特集に うっとりしていた
草臥れて汚れたTシャツで まだ呼吸が乱れたままの ボクがいる 
その女性ファッション雑誌コーナーから どんどん人が離れていった

そこでボクが ドン小西さんのような格好をしていれば
誰を違和を 感じなかっただろう

もしくは ボクがオダギリジョーのような容姿だったら
人が 離れいくことなんて なかっただろう


人は 外見や身なりで 判断されたり 許されることが許されなかったりする


汚れたTシャツで 走って飛び乗った都会の電車は少し 混んでいて

ボクが ドアと座席の間の あのスペースを陣取った

ボクの周りに陣取ったのは 若い女性ばかりで 
緊張して また汗をかき 呼吸も乱れたままだった

それでも退屈や 緊張を誤摩化さそうと 
ポッケから アイフォーンを取り出そうとしたときに それは 起きだ

肘に 女性にしかない優しく柔らかで温かい感触  


ボクは その部分に触れてしまった


ボクは 次の駅で 駅員と警察に取り押さえられる
 
駅長室経由 裁判所行きの切符を手にしてしまった 終点はブタ箱です


ボクはまた 汗が止まらなくなり 動揺が治まらなくなった

駅の間隔の短いはずの 次の駅は 遥かに遠かったが

それは やってきて 電車は止まった


ドアが開くか開かない瞬間の 人の流れに 合わせて
ボクは勇気出して 振り返って 安心した


ボクは触れてしまったのは 
衣類によってよせられたあげられた 背中の脂肪だった

失礼な話だとは 百も二百も承知の上だが ボクは本当に安心した


草臥れたTシャツは 都会の蒸し暑さと ボクの勘違いで また汚れてしまった


そんなことがあるにもあったにもかかわらず 
何年も 夏になると この草臥れてたTシャツを着てしまうから
ボクは 本当にアホで ファッション音痴だ



お馬さんのマークの刺繍も 
チャンピオンて英語で書いてあるもの かっこいい



それからまた別の草臥れたTシャツを着ているときに
写真家の小林麻衣子やんに撮ってもらった写真をアレして
ミックスCDを 作りました これからの季節にいい感じな選曲にしたつもりです 

松本市のカジュアルショップ[CASTLE ROCK]にて販売しております

DJ zzak ミックスCD
[good day is good day. bad day is bad day -singing at 4am-]
カジュアルショップ[CASTLE ROCK]の店主のメガネのおじさんは 
とっても愉快な ボクのラーメン友達なので
遊びに行ってやってください お気軽お気楽に

2014年6月22日日曜日

ところてんをつきだして 唐揚げをカラっと揚げる

こんばんちゅるうす かっくんです


ゴミ袋に ゴミを放り込んだ


フタつきの大きなゴミ箱に設置された 市指定のゴミ袋は
コンビニエンスストアの袋に入った パンや何やらのゴミでいっぱいだった

カバンの中からも くしゃくしゃになったコンビニの袋が また出て来たので
それも ゴミ袋に放り込んだ


最近 忙しい人ぶって
食事は移動中に コンビニのパンや何やらをつめこむという
いい加減な 朝とか昼メシの取り方しかしていないことに気がつき


あまり いい気分 がしなかった

それでも 朝 結局立寄ってしまった コンビニ

若い女性スタッフが つけまつげを つけ始めた
よくみたら 髪の色も少し明るくなっていた 

彼女は たぶん高校生  

つけまつ毛をつけて髪の色を変えて登校した
その日一日 彼女はきっと クラスで人気者になっただろう



でも お父さんになんて言われたかとか 勝手に心配した
でも きっとお母さんは 援護しれただろうとか 勝手に想像して 安心した



思春期なんて そんなもんだ



「小太りの透明人間」「孤高の透明ランナー」と 呼ばれ
すぐに早退したり いるのかいないのか クラスで存在が薄かった 高校時代


学校をサボッて ブックをオフしているところで 立ち読みした「キン肉マン」の
ラーメンマンが モンゴルマンとして帰ってくる様に 感銘を受けて

そのまま 親戚の床屋さんへいって つむじ周辺だけ髪を残して 刈りあげてもらい 
残った髪を結い ラーメンマン(モンゴルマン)の 髪型を真似てみた


次の朝 いつも通り 登校し 教室の引き戸を開けると
クラスのみんなが視線が ボクに集中し 歓声がわく なんてことはなかった

正確には だれにも見えていなかった  

少しだけ チヤホヤしてもらえるかもとか 期待した自分が恥ずかしくなった


でも一人だけ 声をかけてきたヤツがいた
 

ボクの後頭部でちょこんとしばった髪を ぎゅっと握り

ソイツは「明日までに これを無くしてこい」 と言った

担任の先生だった 彼にはボクのことが見えていた

ちなみに先生は 髪が薄かった



「それより先生 ボクお腹が痛いです」 といって 
その日も 結局 ボクは早退した


次の日 ボクは同じ髪型で登校した 
ボクの反抗に 理由なんてなかった


というより 反抗しているつもりもなかった

そしてまた退屈な授業が始まった

ブルーハーツのファーストアルバムを 1曲目から唄えば
あっという間に 50分なんて 終わってしまうから
ボクはまた 口をパクパクさせて 声なき声で 歌った

それから 隣のクラスの友人を誘って また早退した


思春期なんて そんなもんだ


先月 薬局で 美白効果のある 日焼け止めを買って 塗っていた

この一ヶ月で ボクが 美白していることに 誰も気がつかなかった



ボクなんて いくつになってそんなもんだ



このまま美白が進んで 本物の透明人間になった そのときもきっと

2014年6月18日水曜日

塩とこしょうと目玉焼き それがあればいいじゃないか

こんばんちゅるうす かっくんです


朝のコーヒーショップ

朝 近所のコーヒーショップに行くと スタッフの方に驚かれた

「珍しいですね 朝もいらっしゃるんですね」

たしかに夜に行くことが多いので ボクの朝の顔を見るのが とても珍しいらしい


寝起きのボクの顔が とびきり不細工なのは 自分でもよくわかっているので
あまり 鏡は見ないようにしていた その日も確認はしなかったが


それは さぞかし醜いもので 驚くものであっただろう
がしかし 不細工にだって 朝にラテを飲む権利はある


ボクは むくんだ不細工なツラのまま 朝の時間を楽しんだ

朝のコーヒーショップは 夜に集う人たちと また違ってよい


子連れのお母さん 
仕事中なのか黙々とパソコンに向かう男性
勉強をする若い女性  
ただのんびりコーヒーを飲むおばあちゃん


ボクは 読みかけの雑誌や本をガサツに広げ 思いついたことをメモをとったり
それから パーソナルコンピュータを開いて ブログを書いたり


なにが目的でやっているブログか 自分でもよくわかっていないが
数少ない「いつも楽しみにしています」と言ってくれる人の 
その言葉も励みに 今日もこうして書いています 

いつも読んでくだすって ありがとうございます






「活字」や「言葉」「感じたこと」「思ったこと」を咀嚼し 

また 新たな言葉や表現で吐き出す 誰かに伝えること 伝わることを

それを『コミニュケーション』というらしい


咀嚼がたりなかったり 咀嚼もせずに右から左に投げたモノは
うまく伝わらないこともあるが

吐き出した情報に対して 受け取った側の理解や感じ方の違いで
そのことが また違って伝わり  違ったカタチや言葉で表現されることもある

というより ほとんどがそうなのかもしれない



昔 松本のスケートボード場で  
ボクしかやらないようなトリックを 連発していた

そのトリックは ボクが ロサンジェレスが 『犬の街』と呼ばれ
ボクが プロスケーターを目指していた頃 その街で習得した技だった

いわゆる「オールドスクール」なトリックだ


それを 見ていた小学生たちが「ちょーかっこいい!」と喜んでいたので
ボクはその子たちに その技を教えた


そのまた数日後 ボクのいないそのスケートボード場で ボクの友人が
小学生たちは その「オールドスクール」なトリックを連発しているのを観て

「すごい技知ってるね どこで覚えたの?」 とたずねると

「ふとっちょのおにいちゃんが おしえてくれた!!」と興奮気味に話してくれたそうな



ボクにとっての「古きよきオールドスクールなトリック」は

その小学生たちにとって「ふとっちょのおにいちゃんのわざ」と理解され

そして  見た目は同じトリックとして また表現されている



これは ボクから小学生 小学生から友人へ 友人からボクへの
コミュニケーションの結果である 



コミニュケーションは 本当に面白い



本を読み 雑誌を読むことも コミュニケーションである


昔から知っているあの子が 
ボクが よく読む雑誌の製作に携わるようになったそうな

彼女が 何かから得た情報を 「雑誌」を介して 
ボクらに 伝えるという仕事をしていることになる


今までは 知らない誰かがやっていたこととだったけど
それがまた知っている人からとなると 面白い感覚を覚える

そんな コミニュケーションを 
ボクはこれからの楽しみにしたいと思っている





「アジフライのおいしいお店を見つけたんだ」「昨日観た映画がとても面白くてさ」
「今日 サイババのバッチを買ったんだ」「月がとてもキレイですね」


本当に伝えたいのはそれじゃなくて 本当に伝えなきゃいけないのは

「君が好きなんだ」という気持ちなのに

いつもちがう言葉で それを伝えようとしてしまう


それもまた コミニュケーション 
いや それは一体 なんなんだ


なんつって

2014年6月12日木曜日

お寿司を食べたい気分です

こんばんちゅるうす かっくんです


清々しい朝
 
最近 出かける時間がけっこう早い

朝の匂いや 見える景色 通りすがる人が また違って それがまたいい

その時間に ボクがアパートを出ると いつも通りすがるおじさんは
何度アイサツしても いつも返してくれない

そういえば 隣の家のおばあちゃんも 
アイサツを返してくれるようになるまで 時間がかかった

今となっては アイサツはもちろん 出かけるときには
手をふって 見送ってくれるようになった



清々しい朝だった



いつかの朝の出来事

昔の悪いクセで ツバを吐きそうになり 「ダメよダメダメ」と思って
やめようとしたら むせてしまって 結局ツバが飛んでいった


行儀よく 真面目なんて できやしなかった

どちらにせよ
真面目な人間を気取っている生きているつもりは全くない

 
でも先日は真面目ぶって 本屋さんで 本を買った


リルケの「マルテの手記」

1904年に書かれた この本の書き出しはこうだった

「人々は生きるためにこの都会へ集まってくるらしい。
しかし僕はむしろ、ここではみんなが死んで行くとしか思えないのだ。」


いつの時代も 都会で生き抜くということは たいへんなようだ
ボクは今日も この田舎街で なにも考えず 平々凡々と暮らしている
なにか考えているとすれば 「今日の夕飯なに食べよう?」とか

そんなくらいなもんだ


この穏やかな 田舎の街でボクは 平々凡々な日々を送っている





自分でも知らぬ間に眠ってしまっていた ある夜の出来事

午前2時 iPhoneで時間を確認したあとに 違和感に気がついた


足が動かない 


するとそれから 手も動かなくなり

起き上がることも出来なくなった


金縛りっていう ヤツだ

だんだん息も苦しくなってきた気がして 自分の声が出るか 心配になり
思い切って 大きな声を出してみた

「あー あー あくりょうー たいーさんー!」

その自分の声で 目が覚めた  金縛りにあった夢を 見ていたようだ


ボクは 小さい頃 死んでしまった家族や 知らない人も
いわゆる 幽霊」と言われているモノを見た事や不思議な体験をしたことがあったけど

あまり「恐怖体験」みたいなものは したことがなかった


大人になるにつれ 幽霊を見たり 不思議な体験も減り
今となっては もうすっかり 見えも感じもしなくなった


今考えるとそれは ただの錯覚や 思い込みだったのではないかと思っている



それにしても 夢だったにしろ 金縛りは苦しかった




そんな苦しい夜も 明けてしまえば キレイな朝


その日は 燃やしてもいいゴミのだったから ゴミ袋を持って外へ出る

アパートの前の河原の畑をいじっていた となりのおばさんが
土手を登って来たのでアイサツをした 

おばさんはいつものように にこやかに「おはよう」をいってくれた


いつものアイサツを返してくれない あのおじさんも 通りかかった
アイサツは 今日も返ってこなかった


すると おばさんが ボクに尋ねて来た


「今 誰にアイサツしたんだい?」



清々しい朝の出来事だった


2014年6月6日金曜日

あわてて食うなよ花林糖 

こんばんちゅるうす かっくんです


ちょうど日が暮れるころ帰宅した  シャワーを浴びた
風呂場の窓が少し開いていて 少し寒かったことと 疲れていたこともあって
熱めのシャワーを浴びた瞬間 いつも以上の幸せを感じた


「いいないいな 人間っていいな」

日本の昔ばなしを アニメーションで楽しめた あのテレビプログラムの

あのエンディングテーマを聴くたびに いつも大きな違和を感じていた


あの曲がとってもキライだったを 急に思い出した



日が暮れて 家に帰って お風呂に入って あたたかい布団で眠る
そんな人間の生活を 熊の子供が見て
それを羨んでいる様子を 複数の人間の子供たちが歌う


人間主義な歌詞内容  どんな昔話よりも摩訶不思議な世界観で 

なんだかキライだった


ジョンが聴いたらなんというだろうか 想像してごらん


と そんなことを思い出しながらも 温かいシャワーをかわいく浴びて
それからあったかい布団で眠る 30歳の男性が ここにいた


あんなに気持ちがいいと思っていたシャワーが 
なんだか複雑な気持ちでいっぱいになった


いつかの出来事

素早い提供と 安価なフードメニュー そして何より美味い 
ということを理念にしている 牛丼ショップでボクは 牛丼を注文した

注文をしてから 1時間経ち なんとボクのテーブルには
温かかったはずのお茶だけ 置かれていた

肝心の牛丼が 待てども待てども 運ばれてこなかったのだ

誰かを怒ったり 誰かを責めたり 誰かのせいにしたり 何かのせいにするのは
自分は弱さだったり 自分が強くなろうとしない そんな心の表れだということを 


誰かから教わったばかりだった


だから ボクは 黙って1時間待っていた

だからこそ逆に 出来る限りの優しい口調で店員さんに「すみませーん」と声をかけた


そしたら店員さんが「はい?どうしました?」と 

あまりに拍子の抜けた様な調子で答えたので

「ドンブリまだ来てません」と 

思わず強い口調で言ってしまった ボクもまだまだ 心の修行が 足りなかった

と 思うと同時に 自分にも「怒る」という感情があったことを思い出した


長かった冬が知らぬ間に終わっていて
真夏なみの気温まで上がってから 雨が降った

熱せられたアスファルトが 濡れる匂いをかいで またなにかの記憶が甦る
プールに行きたいと思った


ラジオかなにかで流れた 大好きだったあの子が大好きだって言っていた あの曲

あの子は今 どこでなにをして なにを思っているのか


ボクが高校生のとき 隣の高校に スケートボードで通っている
名も知らぬ スケーターがいた

なんでもない昔話から その人が 今では名前も顔もよく知っている人だと知った




匂いや 味や 感覚や 感情や そう怒りでさえても
急に甦ったり 急に繋がった 瞬間の あの鼻の奥から脳に向かって 

パっと醒めるような あの感覚って いいよね

という話が したかったんです



久々に買ったジンジャーエールを飲んだときは

こんな味だったっけな と思った


そんな気持ちを歌にしました 聴いて下さい



おやすみなさい

2014年6月3日火曜日

パンを焼いて下さい 希望とか夢とかの詰まったタイプのヤツ

こんばんちゅるうす かっくんです


夜風が気持ちよくて 気分がよくなり 

口笛を吹いた あの日の帰り道

「口笛はなぜ 遠くまで聞こえるの?」

そう 通りすがりのおねいさんに尋ねようとしたけど

すぅっと おねいさんが 通りすがっていった


ボクは 小太りの透明人間だった

あの雲も 誰も ボクを待ってはいなかった  教えて おじいさん


昔 うちのおじいさんが
「東京には 藤原紀香みたいな ねいさんがいっべぇいるから気を付けるだいね」

といって 初めて一人で東京へお買い物へいくボクに お小遣いをくれた


そのときから 幾度東京へ行ったかは 覚えていないけど

街中が藤原紀香であふれている事は 今までに一度もない



そんな 先日 東京行きの高速バスは とても混んでいてうえに

スケートボードを一所懸命に漕いでいって飛び乗ったボクは 汗だくだった

隣の席は 若いおねいさんで ボクは緊張して また たくさん汗をかいた

挙げ句の果てに いびきをかきながら爆睡をしてやった

狭いバスの中で ボクは 
80キログラムの熱を発する やかましい ただ迷惑な物体だった

こういうときに限ってボクは 小太りの透明人間に変身することができなかった



たとえボクが 80キロの熱を発する やかましい ただ迷惑な物体だった
としても 小太りの透明人間だったとしても そうじゃなかったとしても

ボクにはカレーを食べる権利がある


「ムルギー かっくんと来たぶりだよ!」ということは5年ぶりだ

Lakaiのタケルは 相変わらずの様子で 安心した


タマゴ入りムルギーカレーは 相変わらずのとんでもないうまさで 感動した


MOUTAKUSANDA!!!という 
ウェブマガジンのオープニングパーティにも行って来た


都会的且つ 斬新な発想と提案 
そんな ウェブマガジンによる 愉快はパーティだった

組体操ボーイズは 本当に愉快でハードコアだ

まさにハッピーハードコア


代官山UNITでは ヒロスケが待っていたくれた
松本から マスホール氏も ライブをしにきていた

久しぶりにクラブという環境で
大きなヒップホップのエネルギーにぶつかった気がした



ショウタも ステキな人を嫁にもらって 嬉しかった


ショウタは 今から十数年前 川越駅ロータリーでスケートボードを 
いっしょにしていた 仲間


久々に会った 先輩も後輩も みんな相変わらずの愉快さの奥に

住む場所や 仕事や 環境の変化 10年という時間のせいか
また違うモノが見えた気がした それぞれの人生を感じた



ボクはこの10年という時間を どう過ごしてきただろうか

相変わらず  頭も顔を悪く 足も遅いし 目も悪い
特技だって なに一つもない


ただ一つ 胸を張って言える事は 多くの人に出会えてことだ

今回の短い東京滞在でも 多くの人に会い 本当に多くの人の優しさに救われた

そんな皆様に優しさを裏切らないためにも
もっともっと ガンバらなければと そんなことを思った 今日この頃


このまま 小太りの透明人間のまま 人生を終えるつもりは


いや このまま 終わるかも 

いや 終わりません 

いや すでに終わっているかもしれない

いや 

2014年6月1日日曜日

一本でも人参なんて 言わないよ絶対

こんばんちゅるうす かっくんです


小学生になったばかりの頃 
足し算が ぜんぜん出来なくて苦労をした
その割り 引き算は すぐに理解が出来た

なにかが ただ増えるという概念が理解できなかった 
なにかが 増えたとしても なにかが減り
その結果はいつでも ゼロ

という固定概念から 抜け出せないでいた


ボクらは いつでも 地球と誰かか名付けた 

大きなゼロの中で生きている

むしろマイナスを作りながら 生きてる

プラスになっていくのは 数字でも物体でもない
君への思いや 誰の誰かへの恨み 記憶 情報


どんなにたくさんの情報があろうとも
結局 地球規模では 物体的は いつだってゼロ

それでも人間は 創造と恋を繰り返す



道路と歩道の間の 縁石の上を 歩くのが好きで そこを歩く

これから日が暮れるぞ というそんな時間の空は

雲が一つもなく ブルーでグレイな色をしていて 
山のほうは うすいピンク色だった

それ見て 思ったことや言葉は 果てしなく増えて行くのに
それは地球という 大きなゼロの中では

一つの物体の脳内で 起こっている ただの思考であり
それは物理的に 増えたものではない


本は そんな誰かの思いや 言葉が 文字となり 文となり
それが 物体化できている 素晴らしい物だ

本から ボクも 多くを学んだ

しかし 本も大きなゼロの中に 存在している物体だ


人間のしていることは 本当に偉大で 本当にちっぽけだ



それでもボクは ボクと 隣る人たちと 
少しでも笑って 過ごしていたいと 思って生きている



そんなボクは 今日 大きなゼロの中で  

ボクにとって 大きなモノを失った 大事なモノを失った

それが 大きなゼロの中の 

物体が少しを変えただけのことかもしれない

ボクにとっては 大きなモノを失った



やっぱりボクは 今夜も 結局ゼロになるこの星で

足し算という概念を 理解できないまま今日も眠る

ゼロの中で 膨らみ続ける この思いっていうのは


一体なんなんだ




ピカチュウの小銭入れが 壊れちまったんだ

でもそれは ちっぽけな 出来事なんだ