2016年7月13日水曜日

野菜売り場のニラが 束ねたテープが外れて バラバラになっていたのであった

駐車場の空き待ちをしていて 空いたと思ったら

順路を逆走してきた おばちゃんがそこに駐車してしまった

停めてからなんとなく気がついたようだった彼女は それでも

ボクとボクの車の 存在がなかったかのような素振りで 目もくれず

逃げるように小走りしたので ボクも小走りで追いかけ

やっと掴んだ彼女の手を強く引寄せ ギュっと こちらを向いた瞬間に 
キッスしてから 「ズルいのは どっちのほうだい?」 と尋ねた

それから逮捕されたのは ボクのほうだった

この世は そんな理不尽なことと 
そんなつもりでやったはずじゃないのにそうなってしまったことが
順番に 繰り返し 起こっている

しかし そんな出来事のほとんどは そもそも悪意なんてなく

受取手の そのときの気分や感情で 
それが悪いことだと 決めつけられてしまうのである

嫌われ者と悪者のほとんどは 誰かと誰かの偏見と妄想である


しかし感謝の亡い者と嘘つきは 罪深い 

本当に悪者かどうかの線引きは むつかしいようで 単純だ

その行動と発言のその奥とその先に 何があるかってことだ



と ここまで書いておいて なんでこんな事を書いたのかと ふと立ち止まる


今日 運転中に 右折待ちをしていて 対向車が停まって 譲ってくだすった
にも関わらず なんとなく他に気を取られて
譲ってくだすった対向車の方にアイサツをするのを忘れて 右折してしまった

ボクは 罪深い男なんだ

そんな感謝を失くした罪深いボクは 誰にも罰せられることもなく
明日も口笛を吹きながら 誰かに嫌われて 生きていくのだろう


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