2014年12月23日火曜日

くたびれたレタスと コンソメスープ


出かけた先で入ったトイレの 西洋式の大便器に座ったとき

便座が冷たくて ドキッとした 

そんなつもりではなかったけど
便座にヒーターが付いていて当たり前だと思い込んでいた

何かを失ったときに それの有り難さに気がつく ボクは愚か者だった


人が亡くなったときには 有り難さ以上に 後悔というものが付き纏う


毎年 この時期 ブログでこんなことを書いている


今から18年前の こんな時期  

母親と弟が 大型トラックの無謀な運転に巻き込まれ 死んだ


ボクは 13歳だった


弟が死んでしまった日の朝 弟は珍しく
「お兄ちゃん 遊ぼうよ」 と言って来た

ボクはそれを断ってしまった 弟は そのまま帰って来なかった

母親には 本当になにも 何一つも 親孝行の一つもできなかった
プレゼントというものも 一つもあげることもできなかった
それらしい感謝の言葉も 伝えることも 一度もしたことがなかった


そんな後悔は 歳を重ねるごとに大きなっていく


今 できることとして 

今を生きて ボクのような人間と関わってくれる人たちの気持ちに 
感謝と敬意を持って 応えていかなければならないと


いつもこの時期に思うのだ

感謝と尊敬がないヤツは 一度死んだほうがいい

だからボクは 今日も死ぬんだ


そんな思いと反面に 
歳を重ねるごとに お礼を言うのがへたくそになっていく


だから今日は ボクに関わってくれている方々に 心から感謝の意を


それから 便座ヒーターを開発してくだすった方々も 感謝の意を



ありがとうございます 


それではおやすみなさい



後悔のない人生を

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