2012年12月17日月曜日

聖なる夜までに おだんごをひとつずつ 食べるのさ


12月に入って 師走どころの騒ぎじゃないほど

あっという間に もう半ば 2012年も残り2週間ちょいと

あと2週間ちょいで なにか出来るか なにをしようか



毎年恒例の 青春18切符での一人旅にでます
今年は 長崎まで いってこようかな いけるかな


そんなわけで、本年のかっくん および zzakの
営業は12/26までとなっております



そんな大忙しぶって 晩飯も遅くなり


結局 転がり込むのは 牛丼ライスのショップ


長い「コ」の字の カウンターには 仕事着の男たちが集い


どんぶりに向き合って グチやナゲキが飛び出ないように 口に牛丼ライスを詰め込む


そして 男たちは 「音」なき「声」で 目線をどんぶりに向けたまま こんな会話するのさ

「遅かったな」
「いつもこんなもんさ」
「今日の現場はどうだった?」
「お前のところに比べたらましさ」



深夜の牛丼ライスショップは「死神の精度」のCDショップの世界観に似ている






そんなある日の そんな深夜の牛丼ライスショップでの出来事

いつものように 長い「コ」の字に座る男たち にまぎれて

一人の女性が座っていた 個人的なアレで 問題発言になってしまうかもしれないけど

その女性は いわゆるブスだった



正直 深夜の牛丼ライスショップに 女性が一人で食事をしていることに違和感を感じる人も多いと思うが
正直 それ以上の違和感が そこには あった



ボクより 先に食べ終わった その女性は 席を立ち レジスターに向った


すると レジスターに立っていた男性に そんな深夜では絶対に作れない笑顔で
少しだけ会話をし 小さく「バイバイ」をして うれしそうに店を出て行った

それを漢字 一文字で表すと『恋』だった


ボクの中にあった 違和感が すふぁ~ と晴れた 
本当におどろくほどに晴れたんだ


ボクも自然と笑顔になった  
ボクはその女性に 届かない声で 「ごめんなさい ありがとう」といった


ボクらは 恋する惑星に 生まれたんだ



店をでるとき ガラスの扉に写る自分を見て 思い出した

そういや ボクも ブスだった





さて 風呂場で カズキの丸洗いをして 寝ますか




0 件のコメント:

コメントを投稿