2014年6月12日木曜日

お寿司を食べたい気分です

こんばんちゅるうす かっくんです


清々しい朝
 
最近 出かける時間がけっこう早い

朝の匂いや 見える景色 通りすがる人が また違って それがまたいい

その時間に ボクがアパートを出ると いつも通りすがるおじさんは
何度アイサツしても いつも返してくれない

そういえば 隣の家のおばあちゃんも 
アイサツを返してくれるようになるまで 時間がかかった

今となっては アイサツはもちろん 出かけるときには
手をふって 見送ってくれるようになった



清々しい朝だった



いつかの朝の出来事

昔の悪いクセで ツバを吐きそうになり 「ダメよダメダメ」と思って
やめようとしたら むせてしまって 結局ツバが飛んでいった


行儀よく 真面目なんて できやしなかった

どちらにせよ
真面目な人間を気取っている生きているつもりは全くない

 
でも先日は真面目ぶって 本屋さんで 本を買った


リルケの「マルテの手記」

1904年に書かれた この本の書き出しはこうだった

「人々は生きるためにこの都会へ集まってくるらしい。
しかし僕はむしろ、ここではみんなが死んで行くとしか思えないのだ。」


いつの時代も 都会で生き抜くということは たいへんなようだ
ボクは今日も この田舎街で なにも考えず 平々凡々と暮らしている
なにか考えているとすれば 「今日の夕飯なに食べよう?」とか

そんなくらいなもんだ


この穏やかな 田舎の街でボクは 平々凡々な日々を送っている





自分でも知らぬ間に眠ってしまっていた ある夜の出来事

午前2時 iPhoneで時間を確認したあとに 違和感に気がついた


足が動かない 


するとそれから 手も動かなくなり

起き上がることも出来なくなった


金縛りっていう ヤツだ

だんだん息も苦しくなってきた気がして 自分の声が出るか 心配になり
思い切って 大きな声を出してみた

「あー あー あくりょうー たいーさんー!」

その自分の声で 目が覚めた  金縛りにあった夢を 見ていたようだ


ボクは 小さい頃 死んでしまった家族や 知らない人も
いわゆる 幽霊」と言われているモノを見た事や不思議な体験をしたことがあったけど

あまり「恐怖体験」みたいなものは したことがなかった


大人になるにつれ 幽霊を見たり 不思議な体験も減り
今となっては もうすっかり 見えも感じもしなくなった


今考えるとそれは ただの錯覚や 思い込みだったのではないかと思っている



それにしても 夢だったにしろ 金縛りは苦しかった




そんな苦しい夜も 明けてしまえば キレイな朝


その日は 燃やしてもいいゴミのだったから ゴミ袋を持って外へ出る

アパートの前の河原の畑をいじっていた となりのおばさんが
土手を登って来たのでアイサツをした 

おばさんはいつものように にこやかに「おはよう」をいってくれた


いつものアイサツを返してくれない あのおじさんも 通りかかった
アイサツは 今日も返ってこなかった


すると おばさんが ボクに尋ねて来た


「今 誰にアイサツしたんだい?」



清々しい朝の出来事だった


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