こんばんちゅるうす かっくんです
小学生になったばかりの頃
足し算が ぜんぜん出来なくて苦労をした
その割り 引き算は すぐに理解が出来た
なにかが ただ増えるという概念が理解できなかった
なにかが 増えたとしても なにかが減り
その結果はいつでも ゼロ
という固定概念から 抜け出せないでいた
ボクらは いつでも 地球と誰かか名付けた
大きなゼロの中で生きている
むしろマイナスを作りながら 生きてる
プラスになっていくのは 数字でも物体でもない
君への思いや 誰の誰かへの恨み 記憶 情報
どんなにたくさんの情報があろうとも
結局 地球規模では 物体的は いつだってゼロ
それでも人間は 創造と恋を繰り返す
道路と歩道の間の 縁石の上を 歩くのが好きで そこを歩く
これから日が暮れるぞ というそんな時間の空は
雲が一つもなく ブルーでグレイな色をしていて
山のほうは うすいピンク色だった
それ見て 思ったことや言葉は 果てしなく増えて行くのに
それは地球という 大きなゼロの中では
一つの物体の脳内で 起こっている ただの思考であり
それは物理的に 増えたものではない
本は そんな誰かの思いや 言葉が 文字となり 文となり
それが 物体化できている 素晴らしい物だ
本から ボクも 多くを学んだ
しかし 本も大きなゼロの中に 存在している物体だ
人間のしていることは 本当に偉大で 本当にちっぽけだ
それでもボクは ボクと 隣る人たちと
少しでも笑って 過ごしていたいと 思って生きている
そんなボクは 今日 大きなゼロの中で
ボクにとって 大きなモノを失った 大事なモノを失った
それが 大きなゼロの中の
物体が少しを変えただけのことかもしれない
ボクにとっては 大きなモノを失った
やっぱりボクは 今夜も 結局ゼロになるこの星で
足し算という概念を 理解できないまま今日も眠る
ゼロの中で 膨らみ続ける この思いっていうのは
一体なんなんだ
ピカチュウの小銭入れが 壊れちまったんだ
でもそれは ちっぽけな 出来事なんだ
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