2014年6月22日日曜日

ところてんをつきだして 唐揚げをカラっと揚げる

こんばんちゅるうす かっくんです


ゴミ袋に ゴミを放り込んだ


フタつきの大きなゴミ箱に設置された 市指定のゴミ袋は
コンビニエンスストアの袋に入った パンや何やらのゴミでいっぱいだった

カバンの中からも くしゃくしゃになったコンビニの袋が また出て来たので
それも ゴミ袋に放り込んだ


最近 忙しい人ぶって
食事は移動中に コンビニのパンや何やらをつめこむという
いい加減な 朝とか昼メシの取り方しかしていないことに気がつき


あまり いい気分 がしなかった

それでも 朝 結局立寄ってしまった コンビニ

若い女性スタッフが つけまつげを つけ始めた
よくみたら 髪の色も少し明るくなっていた 

彼女は たぶん高校生  

つけまつ毛をつけて髪の色を変えて登校した
その日一日 彼女はきっと クラスで人気者になっただろう



でも お父さんになんて言われたかとか 勝手に心配した
でも きっとお母さんは 援護しれただろうとか 勝手に想像して 安心した



思春期なんて そんなもんだ



「小太りの透明人間」「孤高の透明ランナー」と 呼ばれ
すぐに早退したり いるのかいないのか クラスで存在が薄かった 高校時代


学校をサボッて ブックをオフしているところで 立ち読みした「キン肉マン」の
ラーメンマンが モンゴルマンとして帰ってくる様に 感銘を受けて

そのまま 親戚の床屋さんへいって つむじ周辺だけ髪を残して 刈りあげてもらい 
残った髪を結い ラーメンマン(モンゴルマン)の 髪型を真似てみた


次の朝 いつも通り 登校し 教室の引き戸を開けると
クラスのみんなが視線が ボクに集中し 歓声がわく なんてことはなかった

正確には だれにも見えていなかった  

少しだけ チヤホヤしてもらえるかもとか 期待した自分が恥ずかしくなった


でも一人だけ 声をかけてきたヤツがいた
 

ボクの後頭部でちょこんとしばった髪を ぎゅっと握り

ソイツは「明日までに これを無くしてこい」 と言った

担任の先生だった 彼にはボクのことが見えていた

ちなみに先生は 髪が薄かった



「それより先生 ボクお腹が痛いです」 といって 
その日も 結局 ボクは早退した


次の日 ボクは同じ髪型で登校した 
ボクの反抗に 理由なんてなかった


というより 反抗しているつもりもなかった

そしてまた退屈な授業が始まった

ブルーハーツのファーストアルバムを 1曲目から唄えば
あっという間に 50分なんて 終わってしまうから
ボクはまた 口をパクパクさせて 声なき声で 歌った

それから 隣のクラスの友人を誘って また早退した


思春期なんて そんなもんだ


先月 薬局で 美白効果のある 日焼け止めを買って 塗っていた

この一ヶ月で ボクが 美白していることに 誰も気がつかなかった



ボクなんて いくつになってそんなもんだ



このまま美白が進んで 本物の透明人間になった そのときもきっと

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