2014年4月9日水曜日

お前はもう 下茹でされている 豚ガラといっしょに

こんばんちゅるうす かっくんです


いつもの コーヒーショップ 
いつものラテをオーダーして
いつものように支払う 420円

420円じゃ いつものラテの
グランデサイズが飲めない時代になった


先日 朝 立寄った コンビニの 
小倉アンとマーガリンのコッペパンは
相変わらずの値段だったけど 
サイズがフタマワリ 小さくなっていた

それはまさに 社会の縮図だった


ボクの少ないお小遣いで ボクのお腹を満たすことが難しくなってきた
このままボクは 増税による 強制ダイエットで 瘦せ細っていくでしょう

尾崎豊が歌っていた「100円玉で買える温もり 熱い缶コーヒー」
も何時ぞや100円で買えなくなった(一部特殊な自販機を除く)

どんなに時代が 変わっても 
ボクらが盗んだバイクで走りだす 行く先もわからぬまま

ただひたすらに100円玉で買える温もりを探して彷徨っているんだ




なにかが起きたとき 起こしたとき 
誰が一番 得を得たか 答えはいつもそこにある

ただ 例外もたまにある


小学4年生のとき
ボクの田舎の小学校は 冬になると校庭にスケートリンクを設け
体育の授業のみならず 朝も放課後もやりたい放題だった

そんなスケートに狂っていたあの頃 
朝6時に起床し 雪を掻き分け 
誰よりも早く 長い時間 スケートを楽しんだ


ある朝 校長先生のお話

「どんな寒い朝でも 誰よりも早く来て 
学校の雪かきをしている 素晴らしい子がいます」

「へー」なんて ぼけっとしながら聞いていると

そのあと校長先生は呼んだ名は ボクの名だった

ボクは 目と耳と校長とボクを疑った

そんなつもりではなかった 自分がスケートをしたいから 
ただ そのためだけに 雪をかいていただけだった

全校児童からのあたたかい拍手
ただ廊下を歩いているだけで 何かと注意してくる
大嫌いなあの先生も 笑顔で拍手をしている

全校児童の前に呼び出される 
次第に大きくなる拍手と歓声とファンファーレ

ボクの中のモヤモヤも次第に大きくなる
赤を通り越して 黒紫になっていく ボクの顔面

校長の横にたどりついて飛び出したのは

校長のミゾオチ一直線に狙った 情熱のストレートパンチだった

それからボクは マイクを奪い 清志郎さんの曲を 口笛吹いた

ぴぴぴぴぴっ ぷーぷーぷー 
ぴぴぴぴぴっ ぷーぷーぷー

君が ボクを 知ってる

ボクは次の日から 
義務であったはずの その先5年間の教育を まるごと放棄した

ボクは低脳で低学歴なのは そこに理由あって
そんなつもりじゃないことがそんな結果を生み出した
その成れの果てがコレである


要するに 何十年後に
「あのとき消費税上がってくれて マジよかった! マジありがとな!
マジいい国日本!」
と思えると 信じていたんだ ボクは


というお話でした


今日がこれから 帰ってきたウルトラマンを観ます


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