2014年4月3日木曜日

歯が溶けるのが怖くて コーラが飲めないとか 言ってんよ


こんばんちゅるうす かっくんです


夕暮れ時 国道の交差点の横断歩道で
15歳くらいの少年が 停めた自転車の横に お山座りをして
信号が変わるのを 待っていた


名も知らぬ少年が 地べたに座っても 寒くないこと
春の訪れと この街が穏やかであることを 教えてくれた


ボクらは 映画館からの 帰り道だった


なんとなく久々に行きたくなって 行ってみた 
塩尻の「東座」という古き良き映画館では



相変わらずのポルノ映画と

その日は「さよなら、アドルフ」という映画がやっていたので それを観た


残酷さと悲しみで 心を何度もえぐられ 引っ掻き回された


アドルフ・ヒトラーの死 直後の ドイツがドイツでなくなった時代(瞬間)に
ヒトラー主義ドイツ主義 ナチズムで育った 幼き子供たちの 生き抜く様を 描いたもので

残酷なシーンも ただただ悲しいシーンも 美しく撮られていて
また そのギャップが 今まで感じた事のないような 違和感を覚えた

無意識の意識なのか 本能なのか 
何度も直面する 悲しい現実と試練に ただ「生きる」ことだけを選択する

日本で流行る 第二次世界大戦を描いた映画とは かなり違うものだった

と 映画を観て一日考えて やっと「観てよかった」と思った
やはり 戦争というのは 誰の幸せも生まない


そんな 映画を観た帰り道 松本の街は 本当に暖かく とても穏やかだった

穏やかなことに とても幸せを感じた



それにしても 撮り方や 構図 カットが 本当に美しく 
印象的なシーンがとても多かった



それから 写真家小林麻衣子さんと始めたブログが 
想像以上に たくさんの人たちに見てもらえて とても嬉しいです

ありがとうございます 

[er.(アー)]も  細く長く続けられるよう がんばりますので
よろしくお願いします







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