2013年9月17日火曜日

レトルトカレーを最後にしぼりだすこと 〜あつい、やばい、まちがいない〜


こんばんちゅるうす かっくんです


ある日 都会の 駅での出来事

ホームには たくさん人がいて そのたくさんの人たちが電車に乗り込む

ボクも いやいや無理矢理 その満員電車に ボクという戦うボディをねじ込んだ


右手には 大きなバッグを持ち
 
左手は つり革に掴まるために 上に挙げていたけど

ボクは ボクの 思いもしない場所へ どんどんと 押し込まれ
左手の辺りには なにも掴まるモノが なくなってしまった

これから たくさん揺れることに 不安感 が大きくなる

発車寸前に ボクの左手が 必死で掴んだものは 
ボク自身の お腹の プヨついた部分だった

ボクは この数年食べてきた 蓄えてきた 料理人の思いを握りしめた

揺れる電車の中 微かな痛みを代償に  ボクは不思議な安心感を得た


そのときイヤフォンからは 
N`夙川ボーイズの 「プラネットマジック」が繰り返し流れていた



ある日 旅先  知らない街 道に迷っていた
特に 焦る理由もなく ボクは 一人で 道に迷ったことを 楽しんだ


そのときイヤフォンからは 羅針盤の「羅針盤」が 流れていた

ソングラインというアルバムの 最後に収録されている曲だった

曲が終わり リピートされて 1曲目の「がれきの空」のイントロがかかった瞬間
なんかこのつなぎいいな と 単純に思った

アルバムをリピートで聴いていて 最後の曲から 
1曲目のつなぎがいいなと思えるアルバムって あるよな と

道に迷っていることを忘れて そう思った

water water camelの「さよならキャラメルハウス」というアルバムの 
最後の曲からまた1曲目が かかる瞬間も また 好きだったな と

道に迷っていることを忘れて そう思った


なんてことを カバンからイヤフォンを取り出した瞬間に 思い出した


ボクは 徳島を 旅してきた

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