2013年10月4日金曜日

角砂糖はおいくつですか?と聞かれて

こんばんちゅるうす かっくんです

知らぬ間に眠ってしまって 気がつけば朝方
何時かは おぼえていないけど 障子の破れたところから見える 外の景色

山下達郎さんの曲じゃなくけど 未来を切り取ったつもりじゃないけど
そこだけ なんとなく切り取ったような いつも違うその景色を 寝ぼけながらみるのが好きだ

でも 破れて垂れているところはみっともないから そこだけまた今度 キレイに切り取ろう
と ここ数ヶ月そんなことを思っていながら やらない それの繰り返しだ


その今度ってやつが なかなかやってこない


そんな 破れた障子を切り取り忘れたいつか朝 早くから車で出かけた



運転中にすれ違ったのは 子犬と抱えながら ゴミ袋をぶら下げた おばさま

ボクは「子犬も捨てる気か!このヒトデナシイイイイ!」と 車内でシャウトしたけど

落ち着いて考えてみたら 

どこへでも かわいいワンちゃんと連れて行きたい 溺愛犬家のおばさま ということだった


「思い込み」とは恐ろしいもので 人を勝手に悪人にしてしまう

ボクは 深く深く反省した



先日 とあるコーヒーショップにいくと 店外に4人 店内に3人の 警察官の格好をした人がいた

店内では ソファで ふんぞり返ったお客様 と その前に膝をつき 謝っている店員さん

それを腕組みして 見ている 警察官の格好をした人たち
声を荒げるお客様 一生懸命謝る 店員さん

「オレがヤクザだったら この店 爆発しちゃうよー!」と 言い出すお客様

そのやり取りは 場所を替え 1時間続いた

実際になにが原因で なにが 誰が そうさせたのかは ボクにはわからなかったが

店内にいた 多くのお客様と お店のスタッフの皆さんも 戸惑っていた 困っていた



そこでボクは 腕組みしていた警察官の格好をした人の肩を叩いて
「どうして あの人を外へつれて行かないんですか?」と尋ねると
「そういうわけにはいかないんだよ」と答えた

そういうわけにはいかないのは 法律なのかなんなのか ボクにはわかなかったが



ボクは 困った顔をした人が 困った顔をしているのに
ただ腕組みをしているその警察官たちに ボクは疑問を感じた


ボクは昔 パトカーのカタチをした乗り物から降りて来た 警察官の格好をした人にいきなり

「バカかお前は!」と 暴言を吐かれた ボクはそのとき なにもしていなかった


なんの「思い込み」があってそうしたのか ボクにはわからなかったが

ボクはその日から 「あの格好をしている人はキライ」というふうに 思い込むようになった


ボクは そんな「思い込み」から
そのコーヒーショップで腕組みしている 警察官の格好をした人たちに腹が立ち


「ボクが魔法使いだったら あのお客様と あの警察官の格好をした人たちを
鳥取砂丘の真ん中に瞬間移動させちゃうのに」と 何度も思った


ボクは勝手な「思い込み」から 悪いヤツを決めていた

勝手に悪いヤツを決めたくせに 
それからなにもできずに帰ってしまった自分にも ガッカリした

正義の味方だと 昔 思い込んでいた その人たちにも ガッカリした


困った顔が そこには たくさんあった

「魔法がないと 不便だよな」 とつぶやいてから ボクは眠った



「雨は斜めの点線 ぼくたちの未来を切り取った」 とは 
なんとも切ない歌詞だという話をしたかっただけの 日記でした

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